早稲田大学入学式での驚き｜宇部高校生専門塾｜国公立大学難関私立大学受験

早稲田大学入学式での驚き

宇部高生の皆さん、こんにちは！

宇部高校専門塾の黎明会予備校 　受験コンサルタントの坂根です。

新年度が始まりました！

本日4月1日、新年度の始まりです！

新社会人の皆さんが初出社の日でもあります。皆さんのお兄さんお姉さんももしかしたら今日から仕事、社会人として第一歩を刻んだ日だったかもしれませんね。

そして、先日、上智大学が、先んじて入学式を実施していましたが、今日は早稲田大学の入学式でございました。

私自身、もし私立大学に行けるなら、早稲田大学行きたいですね。それくらい魅力的な大学だと思います。慶應義塾大学、上智大学と並び、早慶上智、と呼ばれることもありますが、私はなぜか早稲田に惹かれます。大学の雰囲気と、早稲田出身の方々との出会いがそう思わせるのかもしれません。慶應も上智もカッコいいんですが、高田馬場の雰囲気の方が落ち着くのはなぜなんでしょうか。

入学式の映像の中で

本日YouTubeに早稲田の入学式の映像がアップされていたので、気になって拝見してみました。すると、コロナ禍ということもあり、最初は政治経済学部と法学部、といった風に学部ごとにグループを作って小分けに入学式を開催しておられました。

学長のご挨拶、来賓の方々のご祝辞、応援団の校歌の斉唱、という流れでかなりコロナ禍を意識した短い式典だったかと思います。

来賓の方のスピーチが面白かったりするので、何気なく聞いていたのですが、戸山キャンパス、文学部＋文化構想学部の回で、大変驚くことがありました。

来賓の方の祝辞の前に、カメラ撮影は禁止です、みたいなアナウンスが流れ、何事か、と思ったらなんと、作家、村上春樹さんご本人の登場です！これには驚きましたね。

村上春樹さんは早稲田ご出身

そもそも村上春樹さん、早稲田大学出身でいらっしゃいます。このたび、国際文学館（村上春樹ライブラリー）が2021年秋にオープンとのことで、さすが世界のムラカミ、ですね。余談ですが、村上と言えば村上龍さんもまた素晴らしい作家さんです。『コインロッカーベイビーズ』など凄まじい作品を数多く出されています。

話が少し逸れましたが、村上春樹さんの映像部分だけ、音声と映像がカットされていて、スクリプトだけ読めました。そんなに長くはなかったですが、村上春樹さんらしいご発言で、文学部、文化構想学部の新入生の方々も刺激を受けられたのではないかと思いました。私は村上春樹さんの作品をかなり読んでいますが、『海辺のカフカ』とか『ねじまき鳥クロニクル』とか『ダンスダンスダンス』とか傑作は多数あり、ベストセラー『ノルウェイの森』なんかを読んでいると、東京の大学生ならではの風景が広がってきます。関西ご出身の村上春樹さんが早稲田大学に行かなかったら『ノルウェイの森』なんかも生まれてなかったのかもしれません、などと考えたりもします。

早稲田には世界中で活躍されているOBOGの方がたくさんいらっしゃいます

もちろん、村上春樹さんの作品の好き嫌いもある、と思いますが、日本でこれほど世界に評価されているご存命の作家は多くはいません。そうでなければ、村上春樹ライブラリーなんてものは作成されなかったでしょう。世界で活躍する人を輩出する、というポリシーを持った早稲田大学ならではの今回の入学式の人選、恐れ入りました。

偏差値が高い大学に入れば幸せになる、わけではありません。ただ、早稲田大学を目指し、入学を勝ち取った生徒さんのことを思い出すと、皆さんどこか頭の回転が違うな、と思うところがありました。言い換えれば、個性的、何か将来やってくれそうな、開拓者たる素質を持った生徒さんが多かった気がします。それだけ挑戦者、チャレンジャー精神と申しますか、そういった意味では面白い個性を持った人が多い大学なのかもしれません。

宇部高校からも毎年、早稲田大学合格者を輩出しています。数は少ないですが、私は関西を飛び越えて、首都圏で頑張りたい、と思う生徒さんにもぜひお会いしたいと思っております。難関私立大学への闘い方は国公立大学のそれとは異なります。ぜひ、早稲田大学の重い扉を開きたい方、大歓迎ですので黎明会予備校にお越しください。色々と役に立つお話ができるかと思います。

本日は以上です。