すう
第2回テスト分析：CE【1年生】
宇部高生の皆さん、こんにちは！
宇部高校専門塾の黎明会予備校 受験コンサルタントの坂根です。
定期テストお疲れさまでした。
テスト終わったら終わりではなく、復習は大事です。鉄は熱いうちに打て、ということで、振り返りを徐々に始めたいと思います。夏課題考査にも繋がりますのでぜひご覧ください。
まずは英語のCEを見ていこうと思います。
第１回と比較して
第１回のテストと比較して相違点をまずは洗い出したいと思います。英語の先生方の出題の仕方の特徴などを捉えるのが狙いです。
相違点
□字体が変わり、太字が増え、大問がABC表記に変わった
→作成者が変わった可能性あり
□A.2より、３０字程度の日本語で述べなさい、という問題あり
→３０字も書かせる問題は前回はなかった
□B.7より、本文の内容を別の語を使って言い換える問題
→受験者の語彙レベルを問う良問。前回にはなかったニュアンスを感じる。英語の総合力を問う問題
□C.3より、適語補充の問題
→B.7と同じく本文の内容を言い換える問題。こちらの方が難しい。授業中に言い換えるパターンもやっていたら簡単だったが、やっていないのならすぐには出てこないはず。D.6も同様の形式で難しい
□C.4より、発音問題
→これはリスニング力が問われる問題。前回にはなかった。正直対策不足だった人が多かったのではないか
□D.1より、整序問題
→整序問題だが、１語不足している。前回も整序問題は多かったが、１語不足のものはなかった。全体的に予習プリントの下線部からの出題が多い印象だが、さらに難しく出題しようとする作成者の意図を感じる
□D.2より内容一致の記述問題
→会話形式で、本文が分かっているか問う問題。抜き出す箇所を間違えず、活用を正しく書ければ正解に導かれるはず。ただ意外に時間を取られる問題
□D.3よりunique に近い単語の意味を問う問題
→これも前回にはなかった形式。深く考えると間違えそう
□D.4より形式主語itの理解を問う問題
→長文で文法を問う形式。文法が苦手な人は落としているだろう。こちらも英語の総合力を問う問題
□F.3より本文中から７語以内で抜き出す問題
→UNITEの復習は恐らく教科書よりも甘くなっているはずなので、こういう問題は難しい。前回にはなかった形
□G.3より選択肢の中から時制で適切でないものを選ぶ問題
→初見だと難しいが、時制を意識して復習していれば押さえられる問題。ただhaveの特性を理解していないと難しい。今回の英表が時制の範囲だったため、CEの出題傾向に時制の問題を問うものが多かったと思われる
総括
□全体的に出題のされ方の難易度が上がっていた
□前回平均点が高すぎたので先生方が出題の仕方を工夫した
□LEAPは相変わらず出題形式を変えなかったので残念。ここでヒントを増やしても英語の学力は上がらないので今後は長文と同じように難易度を上げてほしい
□難しい問題は言い換え問題が多かった
□英表との兼ね合いはやはりある。時制が苦手な人は夏期講習などで克服したい
□難易度は上がったが、全出題範囲の音読をしっかり行っておく、ということは対策としてはやはり有効。得点源にしたい科目なのは変わりない
平均点が前回より下がりました
第2回テストは探究科が50点台前半、普通科も60点台前半だそうです。前回から約15点前後下がっています。また平均点が全部出そろったらまとめようと思いますが、端的に原因を申し上げますと、
※部活生は部活の大変さに比例して勉強時間が確保できない
※英数の試験範囲が前回の倍になり、その上、現代社会や現代文、家庭科なども追加され勉強するものが増えて全体的に手が回らなくなった
という理由が挙げられます。
今回部活などが理由でイメージしていた結果が出ない状況に陥った場合はどうしたらいいでしょうか。
夏休みが勝負
時間が取れる夏休みに頑張るしかありません。
夏休みを受験生並みに「勉強の夏」にすることができれば部活生でも定期テスト上位に食い込める可能性が上がります。勉強は質も大切ですが量をやらなければ定着しません。夏は勉強量を重ねるチャンスですので、今回厳しい結果だった方、気持ちを切り替えてまた頑張っていきましょう。
今回は以上です。
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