すう
第２回テスト分析：現代文【１年生】
宇部高生の皆さん、こんにちは！
宇部高校専門塾の黎明会予備校 受験コンサルタントの坂根です。
国語総合Aという名称は分かりづらいので、現代文とさせていただきます。１年生は今回初めての現代文のテストだったので、どう勉強していいか分からなかったかと思います。今後どういったポイントを踏まえてテスト前勉強した方がいいか、簡単にまとめてみますのでぜひご覧ください。
大問１【３０点】
□漢字の読み書き問題５問。今回は漢字のテキストからの出題範囲も予告されていたので、まさか教科書本文から漢字の問題が出るとはほとんどの人が思っていなかっただろう。意外と書けない漢字と読めない漢字を出してきたので完答は難しかったと思われる
□接続詞など空所補充問題も出題。文章の繋がりを意識して予復習していたら問題はない
□問４は難しい。授業中に言及されていればよいが、どこかから抜き出すのではなく、「人間の力としての背丈」の前の、「しかし」という逆説の接続詞があることに注目して言い換えたい。「肉体的な」の逆は「精神的な」である。いい問題
□問７も完答は難しい。「そういうこと」ということを４０字以内にまとめる要約の力が必要。こういう指示語もよく問われるので、事前予測して対策をしていたかどうか問われる
□問８は探すのが大変。言い換え表現を探す場合、語尾が一緒なものを探すとよい。今回は・・・力なので、力を探すこと。読み込みが浅い人は探すのに時間がかかったと思われる
□問１０もまとめるのが難しい問題。こういう問題は前後にまとめやすいい言い換え表現がある可能性が高いことに留意したい。
大問２【２０点】
□授業中にどれだけ深く羅生門を理解できたかにかかっている。なんとなく理解できた、という状態でテストに臨んでいたら苦戦しただろう
□授業で理解した状態で、直前授業の内容を復習する程度だと、高得点は望めない。よほど現代文のセンスが高い人なら別だが、そんなに得意でない人は、自分だったらどういう問題を出すだろう、ということを考えながら勉強すると本番筆が進む
□恐らく授業でやっていない問題も出題されたに違いない。そんな時、読みが浅い人は答えを探すのに人一倍時間がかかる。何度も繰り返し熟読している人が今回のテスト平均点以上を叩き出すことができただろう
□羅生門は比喩も多く、言い換えの問題が出題されやすい。指示語や抽象的な比喩表現で読者を悩ませるので、問題は作りやすい。今回は問３、問６、問７、問９で本文から抜き出す問題が出題された。８点分なので、今後も小説に関わらず抜き出す問題が出ることを心に留めておきたい
大問３【２５点】
□問３のような理由を説明させる問題は難しい。老婆の答えが平凡な理由を答える、ということだが、平凡ということに言及しないといけないので本文の理解度が問われる
□問９も難しい。適当でないものを選ばせる問題。「下人の行方は誰も知らない」とあるが、老婆のことは指摘していないのでオは×。エが悩ましいところだが、直前に夜になった描写や、時間が経った余韻があるのでエは正しい。下人の後悔などは文脈から全く感じられないのでアが間違っている
□この大問も羅生門だったので、言い換え問題、抜き出し問題多数出題。正直サービス問題は多かった。平均点が高いのも頷ける
大問４【２５点】
□漢字で２５問出題されるとは想定外。大問１，２、３を合わせると全体の３分の１以上が漢字。漢字をやっていれば高得点が狙えただろう。今後も試験範囲が短ければ漢字のウェイトは高いと見るべき。ただ、古文単語の方が正直重要なのに漢字の配点が高いことに疑問を感じる。古文単語の重要性をもっと上げていただきたい
□正直簡単ではない。読みも案外難しいものを出題してきた。この辺りに先生方の意図が伺える。簡単なものを出してしまったら平均点が更に爆上がりする可能性を懸念したのだろう
□書きは正直簡単だったと思われる。弛緩が難しかった以外は対応できたのではないか。ただデジタルネイティブというか、スマホ世代なので、漢字は苦手かもしれない。今後は試験１週間前から漢字を毎日やることをお勧めしたい
総括
□時間をきちんとかけた人が点を取る、というシンプルな努力型試験だった
□そもそも初見の文章ではないので、平均点が高いのは当たり前。何度も本文を読み込んでいた人は平均点以上確実に取れただろう
□漢字の出来が８割を超えるか否かのポイント。今後は漢字は配点的に高いので頑張らないとと多くの人が思ったはず
□省エネで復習するためにも、授業中の時間を大切に
終わりに
いかがだったでしょうか。
現代文は勉強がしづらい、だからあまりしない、と多くの方が陥ったことでしょう。ただ、本文を熟読する回数を増やすだけ得点は伸びる教科でもあります。模試のように初見の文章は難しいですが、こういった定期テストで、出題者の意図、というものに対してどれだけ自分自身が反応できるか訓練しておくことが模試に繋がります。とはいえあまり時間をかけたくはない科目ですので、授業中をとにかく重要視しましょう。
今回は以上です。
１０日で完成 化学基礎講座
１０日で完成 化学基礎
～１０日間の短期集中で定期テストにも大学入試にも対応できる力を作る！～
＜短期集中で、化学基礎を復習し、完成させましょう！＞
１０間で完成化学基礎では、苦手な箇所を特訓し短期集中で完成させる講座です！
この講座では、
を目指しています！
・モルの計算、滴定を中心とする酸化還元を中心に既習単元の理解を深めます！
※日程につきましては,お申込み後、面談させて頂き調整いたします。
一緒にがんばってみませんか？？
詳細を見てみてくださいね！
黎明会予備校 夏期講座
授業のスピードについていけない。
でも、なんとなくわかるからいいや。
塾でやっておけば何とかなるだろう。
高校で習う学習の難易度と進度のスピードは中学の時のそれとくらべものになりません。
範囲発表があってから勉強をはじめるのは、遅すぎます。
みなさんも第１回、第２回の定期考査を終えて、かなり難しいと感じたのではないでしょうか？？
夏期はこれまでの総復習や課題対応など、今までやった範囲の復習・発展していくべきです。
そのためには、学習する場所と、勉強時間の確保、そしてレベルアップするための教材、
それらを提供してくれる、良き指導者が必要です。
黎明会予備校は、
宇部高校生さん対象に
【夏期講座】を開催しております！
夏期講座＜黎明会予備校＞
・申し込み期間：７月２日～８月１５日
・実施期間：７月１９日～８月３１日
（コースに応じて塾で勉強する日を１０日・２０日・３０日を選択）
・時間：午前から開校
・費用
１０日 25000円（３～５h✕10 約40時間）単科
２０日 35000円（３～５h✕20 約80時間）複教科組み合わせ
３０日 40000円（３～５h✕30 約120時間）複教科組み合わせ
※組み合わせは相談
・内容：
個別演習の時間を１日３時間以上確保。
夏期の課題考査・復習・発展・入試対策など面談してカリキュラム作成致します。
・高1：今までやった範囲の復習・発展
▼化学基礎：モルの計算
▼数学：二次関数、集合と論理、場合の数
▼英語：英検、英語長文読解（パラリーなど）、
▼英単語（シスタンPart１，２，３，５を３日間で覚えきる
▼国語：古文文法（用言・助動詞）
・高２：高１の復習
▼化学基礎：課題と復習
▼数学：数１A、数２B（一部。既習範囲）
▼現国：現代文読解
▼英単語（シスタンPart１，２，３，５を３日間で覚えきる）
・高３：夏期課題・模試対策・自習室利用しながら個別指導・質問対応（勉強時間の最大化）
それぞれ、時間・教材・カリキュラムを宇部高生に合わせたものにしています。
生徒に合わせて定期考査までの学習カリキュラムの作成
課題の質問対応
定期テスト対策
学校で分からなかった箇所の個別指導
など…
時間・教材・カリキュラムを宇部高生に合わせたものにしています。
一緒にがんばってみませんか？？
詳細を見てみてくださいね！
さて、黎明会では、
・毎日のやるべきことが明確になり、計画を立てる習慣とそれを実行する習慣が身に付きます。
・高１高２生は基礎を身に着けて定期テスト順位と評定平均がアップします。英検合格も達成できます。
・高３生は模試の偏差値がアップします。高１高２でアップさせた評定平均と英検合格を生かして総合型選抜の準備もできます。
・合格実績のある講師陣が志望校合格までサポートさせて頂きます。
【黎明会予備校が選ばれる理由】
黎明会予備校は、宇部高校生専門です。
学校の課題対応や、定期考査対策で、内申点を上げることができます。
日曜日も通えるので学習時間を確保できます。
探究活動で忙しい探求科の生徒さんや、部活で忙しい生徒さんも安心して下さい。
個別指導だけでなく、代ゼミ・河合塾など大手予備校に在籍している一流講師の映像授業をいつでもどこでも受け放題。
質問が山口大学医学部生や山口東京理科大学薬学部の講師と対面やLINEで可能だから、疑問点がいつでもどこでも解決できる。
もちろん、提供するカリキュラム・教室環境・指導レベル・指導スケジュールなど、すべて宇部高生に合わせたものになります！！
大学合格実績のある講師陣が志望校合格までサポートさせて頂きます！
簡単にいうと、しっかり計画を立てて、大量授業と大量演習、質問対応で、しっかりと「自律」することができます！
気になった方は、「宇部高校専門塾 黎明会予備校」の詳細を見てみてくださいね！
宇部高校専門 黎明会予備校へ行ってみたい方はこちらをクリック！
