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起業と大学

宇部高生の皆さん、こんにちは！

宇部高校専門塾の黎明会予備校 　受験コンサルタントの坂根です。

宇部高生の皆さんこんにちは！

今度はV６が・・寂しいですね

本日V6が解散するという衝撃的なニュースがありました。会社を長く続けることも大変ですが、アイドルグループを長く続けるのもまた違った意味で大変だったかと思います。家族以外でずっと変わらない関係を維持するというのは難しいことですからね。ジャニーズの方だけでなく、コロナ禍ということも拍車をかけているのか、どの分野においても、新しい道を模索する開拓者が増えているような気がします。とはいえ先祖代々変わらない味をずっとお客様に提供するお仕事も素晴らしいことですし、新しいことを創造することも素晴らしいことです。大切なことはそれが時代に求められる形であるのか、ということではありますが、皆さんはいかがでしょうか、何かを守る、ということと、何かを作るということ、あるいはその両方を選ぶ道もあります。大学選びはそういった選択を後押しすることにもなります。ぜひ納得いく大学選びをしてほしいと心から願っております。

アントレプレナーという生き方

本日は、大学選びの一環として、就職という観点から大学を検証してみようと思います。先日東大入試の合格発表があってからというもの、連日テレビのニュース番組で東大生の特集をやっております。その中で、よくある「東大生就職先ランキング」なる特集がやっていて、今東大生には、就職という選択肢のほかに、「起業」するという選択肢もあるという内容に私は興味をそそられました。

起業ってどうでしょう？

皆さんも考えてみてください。起業するってどうですか？私が１０代の頃は、大学入って就職して、というのが当たり前の時代だと一般的には考えられていました。ただ、皆さんの場合は、例えば、ユーチューバーという職業が受け入れられ始めるなど、新しい道が誕生していることを考えると、起業する、ということに対して違和感はないのだろうな、と想像できます。

とはいえ、昔から今まで、官僚になる、公務員になる、一流企業に入る、医者になることが勝ち組だ、と考えている大人が多いのは事実で、今も少なからずそういう風潮はあるかとは思いますが、子どもたちの将来の選択肢は年を追うごとに増えてきているかと思います。

そして近年、東大生の多くが起業を志す、ということを聞いて、私個人的には好印象を持ちました。とても人間的というか自分に正直に生きてて凄いな、というのが一番の感想です。起業はやはり魅力的ですよね。メリットはどのようなものがあるでしょうか。

【起業するメリット】

自分のやりたいことにすぐに挑戦できる
成功すれば20代から高年収が見込める
自分がトップなため、人間関係のストレスが軽減される

他にもあるかと思いますが、言い換えると以下の3点が得られることでしょう。

・仕事の楽しさ

・年収

・精神的安定

この３つをバランスよく得る場所を自分で作ることができたら最高です。そういった起業する若者を支援する大学が今増えてきています。ただ、起業にはリスクはもちろんあります。向き不向きが絶対あります。とりあえず、あくまで参考までに、今回の情報を活用ください。

東大と関学

東京大学

【産学協創推進本部】

大学での研究・教育成果の事業化・実用化を目指した起業・大学発ベンチャーに対するさまざまな支援を行っている。

【東大起業サークルTNK】

大学卒業を待たずに起業し、20代での上場や売却を目指す、という今の時代のトレンドを生んだ先駆けした存在。
TNKは｢学生起業家｣という言葉がまだ普及していなかった2005年に設立。これまでに輩出してきた起業家は約50人に達する。東証一部に上場した株式会社Gunosy代表の福島良典氏やGoogleに売却したロボットベンチャー（現在はソフトバンクに売却）株式会社SCHAFTのCOOの鈴木稔人氏など、TNK出身で大型の上場や売却を成功させた起業家が在籍していた。現在も起業を目指す東大生が多く在籍。他大学でも早慶をはじめ様々な大学生が在籍し、OBの支援の下活動している。

関西学院大学

【ＩＰＯアントレプレナー１００人創出プロジェクト】

・ベンチャービジネス創生（国際学部開校科目・全学部履修可能）という講座がある。内容は以下の通り。

（内容）

将来の人生の選択肢の1つとして、新たな事業を起こすアントレプレナーとしての生き方があること、また企業・組織の中にあっても新たなビジネスやプロジェクトにチャレンジして事業を革新（イノベーション）していくことができることについての理解を深めるための講座。
登壇する講師は関西学院大学出身でＩＰＯ（新規株式公開）を果たした起業家・第二創業でイノベーションを起こす起業家など7名が登壇する。アントレプレナーシップのみならず、その生き方、発想、行動力、ビジネスモデル、競争優位性、組織運営、ネットワーキングなどについて講義あり。また演習ではビジネスアイデアについて、グループワークを行い、検討を重ねることによって、ビジネスモデルについての理解を深められる。

【Kwansei Gakuin STARTUP ACADEMY】

受講生が複数回事業を立ち上げながら、実践を通じて事業開発・起業に必要な経営スキルを学ぶ「Kwansei Gakuin STARTUP ACADEMY」を株式会社ウィルフと連携し開講。
受講生は1クールごとに、自身で事業計画を作成して、先輩経営者からアドバイスをもらいながら、実際に事業を立ち上げて収益を上げることを目指す。クール終盤は、利益ランキングの発表や事業の振り返りなどを行って次のクールへ備える。最初の3クールで、計3回の事業計画作成と実践を繰り返し、徹底的に経営スキルを学ぶ。最終クールでは、卒業後に自分が取り組みたい事業計画を作成し、先輩経営者からアドバイスをもらい磨き込むことで、「いつでも起業できる」状態を実現させる。

その他、関学出身OBのサポートをオンライン講義で受けられたりと面白い取り組みが用意されているのも特徴。

※近畿大学もKINDAI STARTUP ACADEMYという名の下、関学と同様のプロジェクトを実施している（産業能率大学も実施）

おわりに

いかがだったでしょうか。

東大もそうですが、関学や近代、産能大など幅広い大学からもアントレプレナーは生まれています。また、本日ご紹介しなかった大学にも起業家支援に取り組んでいる大学はございます。学部学科情報以外からも、その大学が大学全体で取り組んでいるプロジェクトはありますので、大学の学生支援にどのようなものがあるのか、という点で調べてみるのもいいかと思います。大学4年間の中で、起業経験を得る、というのもいいのではないでしょうか。ぜひ幅広い観点で大学を探してみてください。

本日は以上です。