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第3回テスト:高1と高2の違い

 

第3回テスト:高1と高2の違い

宇部高生の皆さん、こんにちは!

宇部高校専門塾の黎明会予備校 受験コンサルタントの坂根です。

今回は高1生と高2生のテストの大変さを比較してみようと思います。

高1生の方々、今でも大変、と思われているかもしれませんが、高2生の方が圧倒的に大変です。今頑張っておかないとやばい理由を高2生のテスト範囲から紐解きたいと思います。

ぜひご覧ください。

高2のテストの方が大変な理由

□NextStageの存在

→高校2年生には受験の王道文法問題集NextStage、通称「ネクステ」が英表の試験範囲になっています。高校1年生にはまだそういった難しい文法問題集はありません。高校3年生は「ヴィンテージ」を使っていると思います。文法の基礎が終わったら問題集を購入することになるかと思いますが、文法の演習は基礎が入っていないと意味がないので今高1でやっていることは本当に大切です

□初見問題

→CEで出されるとのこと。高校2年生にもなったら初見にいかに対応できるかは確かに重要だが、対策というより英語の総合力が問われるので大変

□社会の存在

→1年生がやっている現代社会以上に深く、覚えることが多く時間的にしんどい作業になる。この暗記物をどう克服するかは勉強バランスに関わるので厄介

□理科の存在

→理系の場合は理科が2科目。多くは物理化学の選択になるだろう。物理選択者は理数物理という名のもとに物理のテストが2回あるなど負担が更に重い。化学も化学基礎に比べて問題が各段に難しくなる。生物も然り。理科には1年次の2倍以上は悩まされる。化学に比べれば化学基礎は本当に楽

□物理

→円運動や万有引力、熱分野など力学を中心に出題が多岐にわたる。よく分からない場合は公式を暗記して問題を解きまくること。数Ⅲを学ぶと物理がより分かるようになるので今は辛抱の時

□化学

→とにかく覚えることが多く嫌になってくるかもしれないが、後回しにしてもいいことはまるでない。ただ理科に関しては化学のおかげでウェイトが重くなり、2科目両方力を入れるのが難しい人もいるだろう。その場合どちらか一方を得意にするのも手なので、中途半端になるくらいなら化学以外の理科科目に力を入れるのも手。高3になったとき理科どちらも苦手だと浪人になる確率が上がるので勉強の仕方には気を付けること

□数学の難易度の高さ

→1年生は今回数Ⅰが三角比、数Aが確率。対して2年生は数Ⅱが微積、数Bが空間ベクトル。正直2年生の方が圧倒的に難しい範囲。数学だけでも2年生の方が勉強時間が少なくとも2倍以上は必要。ちなみに微積は2次関数が苦手な人は恐らく相性が最悪。ベクトルに関しては主に文系の人が苦手。特に空間ベクトルはもし平面ベクトルでつまづいていたら言うまでもなく理解は難しい。三角比と確率の方が断然理解しやすく易しい単元

まとめ

大きな違いを簡単にまとめると

□難易度が上がる

□範囲が広くなる

ということです。それに伴い勉強時間も増やさないといけません。

1年次にやっておくこと

□休日に勉強時間を8時間は安定して確保する

□学校教材以外で英語を強化する

□数学で6割以上は必ず取る

他にも色々ありますが、最低限こんな感じです。英語は学校だけでは力はつきません。何か独自にやっておくことをお勧めします。数学は学校の勉強だけで大丈夫なので、定期テストで基礎を落とさないという意味で6割はしっかりキープしましょう。そのためにも平日の勉強時間の確保も大切ですが、休日に勉強時間を8時間確保することを目標にするといいと思います。平日は課題に追われます。休日に課題以外の勉強をどれくらいできるかで将来が変わると思ってください。

1年生の皆さん、2年生はあなた方の2倍以上は大変な思いを味わっています。今苦しいと思っていたら受験生になったとき何もできません。そうです、受験生は今現実と向き合って死ぬほど頑張っているはずです。

もちろん勉強以外に将来に繋がるものがあったらぜひそれを頑張ってください。もしなければ勉強を頑張る方が利口です。学歴が全てとは言いませんが、ある程度の学歴はあなた方を守ってくれます。自分を守る武器を得るためにも早めから勉強しておくことをお勧めします。

今回は以上です。

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