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共通テスト:歴史総合・日本史探究対策アドバイス

高校3年生向け:共通テスト歴史総合・日本史探究対策アドバイス

 

こんにちは!

宇部高校専門塾の黎明会予備校 です。

共通テストに向けた記事になります!


高校3年生向け:共通テスト「歴史総合・日本史探究」対策アドバイス

2025年に高校3年生となる皆さん、共通テスト「歴史総合・日本史探究」の準備は順調に進んでいますか?この記事では、2025年度共通テストの傾向を分析し、学習のポイントや具体的な対策をお伝えします。


1.共通テスト「歴史総合・日本史探究」の特徴

(1) 出題傾向
  1. 探究活動を想定した設問が中心
    2025年度は全ての大問が「探究」を想定したものとなり、単純な知識問題よりも史資料を活用した問題が多く出題されました。
    難易度は例年並み。
    大問数は6、設問数は33と、2024年度の日本史Bと比べると設問数が1問増加した。また、2022年公表の試作問題と比較すると、設問数は1問減少した。
    最終的にマーク数が+1となっています。

    • 資料の読解を求める設問が多いため、時間配分の重要性が増しています。
  2. 幅広い時代と分野からの出題
    • 原始から近現代までの幅広い時代をカバー。
    • 分野としては、政治・社会経済・対外関係・文化がバランスよく含まれています。
    • 「歴史総合」からは1980年代に関する設問も出題され、時代的な広がりがさらに広がりました。
  3. 多様な出題形式
    • 年代整序問題や正誤判定の組み合わせ問題が多く見られました。
    • 空欄補充問題が減少し、図やグラフを使った時期判断問題、資料の適合性を問う問題が増加しています。
(2) 資料の利用
  • 設問には、地図、グラフ、文献資料、絵画、写真など多様な史資料が使用されています。
  • 初見の資料から情報を読み取り、教科書で学んだ知識と関連づける能力が試されます。

2.学習方針

(1) 通史学習を進める
  1. 教科書を基盤に学ぶ
    • 日本史の学習の土台は教科書です。精読を習慣づけ、重要事項や背景を理解しましょう。
    • 太字の用語や図表を活用して、大枠をつかむことから始めましょう。
  2. 通史と演習を同時並行で進める
    • 原始・古代、中世、近世、近現代といった区分ごとに学習を進め、それに対応する過去問や模擬問題に取り組むことで、学んだ内容を即座に活用する練習をしましょう。
    • 「すべての通史が終わってから演習」と考えるのではなく、学習の段階ごとに演習を進めると効率的です。
(2) 資料問題に強くなる
  1. 資料の読み取り練習
    • 教科書や資料集に掲載されている史資料を活用し、その内容を読み取り考察する習慣をつけましょう。
    • 図表やグラフから情報を導き出し、関連付けて考える力を養うことが重要です。
  2. 初見資料への対応力を磨く
    • 初めて見る資料に対しても、慌てずに情報を抽出する練習が必要です。模試や問題集を活用して対応力を鍛えましょう。
(3) 「考えながら」覚える
  • 日本史は暗記科目と思われがちですが、知識の背景や関連性を理解しながら学ぶことで、知識が長期的に定着します。
  • 文化史を学ぶ際には、
    1. 資料や写真を確認し特徴を考える。
    2. 他の時代や地域と比較する。
    3. 政治・経済・外交との関連性を見つける。 といった視点で学びましょう。

3.模試や問題集を活用する

  1. 模試の重要性
    • 東進の「共通テスト本番レベル模試」を定期的に受験し、出題形式や時間配分に慣れましょう。
    • 模試を通じて、自分の弱点や知識の穴を確認し、復習に活かしてください。
  2. 良問に触れる
    • 東進ブックス『共通テスト実戦問題集日本史』など、質の高い問題集を活用することで、探究型の問題に対応する力を養いましょう。
  3. 復習を重視
    • 問題を解いた後は、正解・不正解にかかわらず、解説を熟読して問題の意図や背景を深く理解することが重要です。

4.学習スケジュールの立て方

  1. 1学期までに基礎固め
    • 通史の基礎事項をしっかり押さえましょう。
    • 歴史総合は1年で終わっている学校が多いので、定期考査8割目指して頑張りましょう。
    • 日本史は3年の2学期末まで授業が終わっていない学校も多いです。
      よって一問一答で先に基礎知識を入れておくことが重要です。
      定期考査の勉強もしっかり進めることも忘れずに。
    • 教科書の精読を進め、重要な出来事や時代背景を整理してください。
  2. 夏休みに実践演習を増やす
    • 模試や問題集を活用して、探究型の設問に慣れることに集中しましょう。
    • 一問一答の問題集を周回実施して基礎語句をいれましょう。
  3. 秋以降に弱点補強
    • 模試の結果をもとに、苦手分野や設問形式に重点を置いた復習を行いましょう。
    • 過去問や問題集を活用し、本番に向けた総仕上げを行いましょう。
    • 直前に実践問題集+網羅系の問題集を行います。
    • 入試直前まで暗記科目の勉強を怠らないようにしましょう。

最後に

共通テスト「歴史総合・日本史探究」は、基礎知識の正確さと思考力が試される試験です。日頃から教科書を軸にした学習を進め、資料を活用した問題に慣れることで、得点力を向上させることができます。
まずは基礎語句の暗記をしっかりおこなうことが重要です。計画的に学習を進め、試験本番での成功を目指しましょう。

皆さんの健闘を心から応援しています!

 

 


 

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