大阪大学入試に関して【文学部】
宇部高生の皆さん、こんにちは!
宇部高校専門塾の黎明会予備校 受験コンサルタントの坂根です。
本日は大阪大学の入試に関してお話したいと思います。
総合型選抜と学校推薦型選抜
阪大の場合、2つの推薦入試が存在します。ただ、学部によってどちらを選択できるかが変わってきます。
総合型選抜
文学部・法学部・経済学部・人間科学部・外国語学部・理学部
学校推薦型選抜
医学部・薬学部・歯学部・工学部・基礎工学部
このように分かれます。
さらに細かく見ると、日程的なものや、試験に必要な条件など、学部によって異なります。
今回はまず文学部を見ていきましょう。ちなみに文学部は4年間豊中キャンパスです。
大阪大学文学部/総合型選抜(合格者30名)
【合格するためのポイント】
□高校3年間における特筆すべき活動を証明するもの1つ以上
→□文学部を学ぶに値するような資質を示す活動実績
→□外国語力を証明する書類(英検など)
→□課題研究活動をA4でまとめたもの
→□生徒会長など高度なリーダーシップ経験を証明するもの、など
□インターンシップや海外留学の経験なども加点の対象
□共通テストのスコア
→□75%以上(外国語・数学ⅠAⅡB・国語・社会2つ・理科基礎2つ)
→□社会は日本史・世界史・地理・倫理政経から2つ
□小論文と面接対策の徹底
色々細かい規定はありますが、加点要素は色々あります。部活などで部長をしていたとか、外国語の高い習得能力とか、何か文学部で学ぶことに関連する賞などを取っていたら受験に有利に働くようです。共通テスト75%以上というスコアは他の学部に比べると緩い条件なのもポイントです。
流れ
【1次選考】提出書類(50点)で順位をつける。募集人員の2倍まで合格。
→まずは書類のみ選考対象
【2次選考】
→小論文(100点)+面接(50点)+提出書類(50点)+共通テスト(200点)合計400点で競う。共通テストのウェイトは高いが、小論文と面接の方が差がつきそうなので、小論文対策をどれだけ細かく詰められるかがポイント
大阪大学文学部/一般選抜(合格者135名)
総合型選抜も大変ですが、一般もまた狭き門です。配点や科目など簡単にポイントをまとめていきたいと思います。
一般選抜のポイント
□共通テストの配点が、国語(50点)、数学(50点)社会(60点)、理科基礎(40点)、外国語(50点)の合計250点
→社会は総合型選抜と同じく、日本史、世界史、地理、倫理政経から2つ選択
→外国語は、リーディング150点、リスニング50点と換算し、50点分に圧縮する
□2次試験の配点が、国語(150点)、数学or地理or世界史or日本史(100点)、外国語(150点)の合計400点
→数学か地理歴史を選択できるのが特徴
□第1段階選抜は行われない。とはいえ共通テストで83%は取っていないと厳しい
終わりに
今回は、大阪大学の全体概要から、文学部の試験をご紹介しました。東大・京大は無理、と考える高校生でも、大阪大学なら、と一度は受験を考える大学が大阪大学です。ただ、実際大阪大学の受験に辿り着くのは至難の業です。それほど、関西において圧倒的な支持を受け、浪人してでも入りたい、と思う受験生が多々いる大学です。
また、後期入試を実施せず、総合型選抜や学校推薦型選抜に力を入れている大学でもありますので、何か一芸に秀でたものを高校時代に育んだ方ならぜひ推薦入試にもチャレンジしてみるといいかと思います。
学部ごとに特徴がかなり異なるので、次回以降も阪大の他学部をご紹介できればと思います。本日は以上です。
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夏期の課題考査・復習・発展・入試対策など面談してカリキュラム作成致します。
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▼英語:英検、英語長文読解(パラリーなど)、
▼英単語(シスタンPart1,2,3,5を3日間で覚えきる
▼国語:古文文法(用言・助動詞)
・高2:高1の復習
▼化学基礎:課題と復習
▼数学:数1A、数2B(一部。既習範囲)
▼現国:現代文読解
▼英単語(シスタンPart1,2,3,5を3日間で覚えきる)
・高3:夏期課題・模試対策・自習室利用しながら個別指導・質問対応(勉強時間の最大化)
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