すう
第２回テスト分析：総括【１年生】
宇部高生の皆さん、こんにちは！
宇部高校専門塾の黎明会予備校 受験コンサルタントの坂根です。
１学期も終了し、夏休みに入ります。ただ、２１日から夏期課外で結局学校に行くことにはなるので忙しいですね。さらに暑くもなりますので熱中症対策を徹底しお過ごしください。
本日は１年生に向けて、今回の期末テストの総括をして、次にどう活かすか考えてみたいと思います。ぜひご覧ください。
平均点が全体に下がってしまった要因
今回は全体的に第１回テストと比べて平均点が下がりました。その要因は何だったのでしょうか？いくつか挙げてみましょう。
□試験科目が増えた
→家庭科、現代社会、現代文、この３つが増えたことにより、第１回テストと同じ時間的条件だと平均点は下がるのも当然
□範囲が広がった
→英表、数Ⅰ、CE、の主要３科目は範囲が２倍近くになった。そのため初日の英表に時間を割く人が多く、英表の平均点はそんなに下がらなかったが、数Ⅰ、CEに関しては、日程的に後半だったので、英表のように時間を割くことができず、平均点が劇的に下がったのではないだろうか
□難易度が上がった
→数Ⅰ、CE、化学基礎、生物基礎に関して、前回よりも難易度は高まった。そのため、理解度が低いまま試験に臨んでしまい、思った以上に苦戦した生徒さんが多かったのだと推察される
□部活生が大変だった
→部活がきつい方は部活をやっていない人に比べて相対的に勉強時間は取れない。さらに体力的に夜の勉強はきつい。集中力が途切れる、など大変な状況の中勉強されたと思う。宇部高生のカリキュラムだと部活生は本当に大変
以上の4点を挙げてみました。きっと他にも理由はあるかとは思います。それくらい期末テストというものは中間よりも大変です。
次に今後どうしたらいいのか対策を挙げていきます。
今後の対策
□部活が大変な人は趣味の時間を削る
→多くの人が中学のときのように、直前暗記をすれば何とかなるような試験範囲ではないことを痛感したことだろう。よって、土日の自由時間をどれだけ勉強に充てられるかがポイント。少しの工夫が勉強効率と定着度を上げるので、自分で主体的に考えて勉強時間を少しでも増やしてほしい。自分が望む結果が出なかった人は、何かを我慢して勉強時間を増やすことも考えた方がよいかもしれない
□課題はさっさと終わらせて、復習時間を取る
→膨大な課題に困っている人は多いだろうが、正直課題を提出することが目的になってはいないだろうか。課題を出すのではなく、課題を出した後、復習をして、成績を上げることを目的にし、目標の志望大学合格に繋がる勉強をしてほしい。正直課題は分からなかったら答えを写して、分からないところは学校の先生などに質問する、そのあと、演習、という流れがお勧め。あと、分からない問題は必ず出てくるが、その場合は分からない問題の前のレベルの問題があまりよく分かっていないことが多いので今一度基礎に戻ろう。定期テストに関しては、難題がよく分からなくても基礎をしっかり理解して演習すれば平均点以上は必ず取れるようになっている。特に課題からの出題率は高いので、課題の復習時間を今後は多く取ってほしい
□自分が得意にしたい科目を中心に
→推薦を狙うか否かにもよるが、基本自分が得意にしたい科目はとことん時間投資をしてほしい。得意科目が安定すると、あとは平均点を取るなり、色々な戦略が立てやすくなる。ただ闇雲に勉強しないこと。そのために志望大学を早く決めた方がいい。この夏を大学選びの時間にぜひ充ててほしい
終わりに
いかがだったでしょうか。
色々書きましたが、基本的に定期テストは時間を多くかけたもの勝ちなところはあります。ただ人よりも勉強量を増やしたとしても、相対的に結果が出なかった場合、やり方や集中力の差、という細かい点が問われます。あとは何を目標にして勉強をしているか、ということは大切です。目標が決まると勉強の質も量も倍増します。ぜひこの夏オープンキャンパスなどに行って自分の当面の目標を具体化していってください。
今回は以上です。
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