過去問解説

【目指せ山口大学合格!】山口大学国語大問2を徹底解説!

【目指せ山口大学合格!】令和2年度(2020年度)山口大学国語大問2を徹底解説!!

 

こんにちは!

宇部高校専門塾の黎明会予備校です。

こちらの記事では、令和2年度(2020年度)山口大学国語大問2を解説します。

宇部高校の生徒さんが、山口大学志望の受験生が過去問演習・対策に使っていただけるようにこちらの記事を書き

ました!

また、

解説には古文の対策に必要なエッセンスをふんだんに取り入れましたので、

山口大学志望以外の受験生にも問題演習として使っていただけます。

是非、赤本等で過去問を入手し一度自力で解いた後にこの記事を読んでみてください。
それでは早速、解説を始めます!

問1

a:やがて=すぐに
b:すごし⇒さびしい  心すごく⇒さびしく
c:かげ⇒光      月かげ⇒月の光(月光)
d:やうやう⇒だんだん

意味が問われやすい古文単語は
①「現代語と古語で意味が異なるもの」⇒今回はa、b、cがこれに該当します。

②「現代語には存在しないもの」⇒今回はdがこれに該当します。

問2

傍線部Ⅰ

・「給ふ」は尊敬の補助動詞
(「給は」「給ひ」「給ふ」は尊敬で確定。「給ふる」「給ふれ」は謙譲で確定。
「給へ」はどちらの可能性もある。未然形・連用形なら謙譲、已然形・命令形なら尊敬)

・地の文の尊敬語は作者から動作の主語への敬意を表す
⇒S(主語)を探す⇒「尊は」⇒日本武尊が主語=敬意の対象

傍線部Ⅱ

・奉るは謙譲語

・地の文の謙譲語は作者から動作の目的語(客体、受け手)への敬意を表す

⇒O(目的語)を探す
⇒願文を捧げる相手は「宮」=「熱田の宮」

問3

白いものを探す
⇒その白さは「雪」に喩えられている(~のやうに見えて)
⇒「鷺群」

問4

・助動詞「まし」は反実仮想を表す
・法の形見(大般若経)をたむけおかず⇒実際にはたむけた
⇒ここが反実仮想の「条件」(「もし~」に該当する箇所)にあたる
・格助詞「の」は主語を表す
もし「大般若」経をこの宮に奉納しなかったら、大江匡衡は思い出のないまま帰っただろう。

問5

・助詞「て」は単純接続を表すことができる
⇒「て」の直前が心境を説明していると考える
⇒「海辺で月明かりの下で1匹の千鳥が飛来したのをみて、旅先の心細い気持ちをせきたてられている。」

問6

・「かの」=「あの」(指示語)
・「かの草」=「あの草」⇒植物名を指す⇒「杜若」

問7

・露=夜明けなどの時間帯に草につく水滴。
⇒①涙②わずかなもの③はかないもの の喩えとして用いられる。

・昔と今の対比構造
昔、杜若の歌が詠まれた場所⇔今、杜若はなく稲だけが見られる。
⇒昔は杜若の歌が詠まれた場所に、今は稲のみがあるが、作者はこの稲の葉についた露を昔の人が流した涙の形見として残っているものであると考えたから。

 

いかがでしたでしょうか。
また別の記事でお会いしましょう!
それではまた!

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